性3
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性3補足

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1.性

Indice:

前項で挙げたような定義に従えば、

  • O colega é preguiçoso.  (その)同級生(男子)は怠け者だ。
  • A colega é preguiçosa.  (その)同級生(女子)は怠け者だ。

といった場合の定冠詞 "o a" と形容詞 "preguiçoso (a)" の使い分けは、前者のcolegaの実体(例えばJosé)の自然性が男性であるので、定冠詞は "o" を用い、形容詞は "preguiçoso" とする。後者のcolegaの実体(例えばMaria)の自然性が女性であるので、定冠詞は "a" を用い、形容詞は "preguiçosa" とする、、、といった経緯をたどることになります。

一方、
全ての名詞には男性・女性の文法性があり、下位区分として、男女別形のもの、colega のように男女同形のもの、preguiça pássaro のようにどちらかの性しか持たないもの、という分類が存在する。

と想定すると、話が俄然単純になります。

colega について言えば、男性名詞のcolega (m) と 女性名詞のcolega (f) という2つが存在し、男性の自然性を持つ José のことを言うには、colega (m) を、女性の自然性を持つ Maria のことを言うには colega (f) を用いる、、、となるわけです。

説明のために構造を挙げましたが、これは、別段新しいルールではなく、例えば、professor professora の使い分けと、全く同じことが、男女同形の名詞においても行なわれる、、、というだけのことです。

この前提に立てば、
  • O colega é preguiçoso.  (その)同級生(男子)は怠け者だ。
  • A colega é preguiçosa.  (その)同級生(女子)は怠け者だ。

のケースを含み、すべての名詞の性と、それに従う定冠詞や形容詞の使い分けについて、以下のように説明できることになります。
すべての名詞は文法性としての性(m.またはf.)をもち、形容詞は、その形容詞と共起する名詞のもつ文法性と一致する。

これは、

といった場面の説明についても、全く同じように適用することができます(単純で汎用性が高いルールは、文法の正解に近い)。

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